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2010年02月02日

ごみ有料化説明会

竹富町でごみが有料化になることが決定し、説明会がありました。

ごみ有料化説明会

キビ刈りの忙しい時期にもかかわらず、50名ぐらい参加していました。
特に女性が多いのが印象的でした。

いま、竹富町のごみの分別は非常に細かいです。

「プラ」マークの入ったビニール、プラスチック容器などは水洗いして乾かして、資源ゴミ。
ペットボトルはラベルをはがして水洗い。

都会では考えられないのが、「生ごみは各自で処分してください」。
うちは生ごみ処理機を買いました。

「燃えないゴミって何?」っていうぐらい、ほとんど資源になります。
実際にうちで出る「燃えないゴミ」は、
ゴマ油の空き瓶などリサイクルできないビンや、子供が割った食器、こわれた洗濯バサミなど。 
2か月に1回ぐらい、子供が食器を割ったタイミングでしか出していません。

おかげで竹富町はごみ排出に関して非常に優秀で、
一人当たりのごみ排出量は全国平均の半分、
リサイクル率は全国平均の倍だそうです。

こんなにリサイクルに貢献しているにもかかわらず、有料化。
なぜかというと、焼却炉は各離島にあり燃えるごみは処理できますが、
資源ごみについてはリサイクルセンターが西表島にあり、輸送費がかかるからです。

実は、最近までゴミの分別は一切なく、島の外れのチリ捨て場で燃やすだけでした。
平成17年に分別が開始されてからゴミの量は半減したものの、
処理にかかる費用は5倍になり1億円を突破する勢いとか。

具体的にどうやって手数料を徴収するかというと、
指定のごみ袋が販売されます。

大(45リットル):60円
中(30リットル):50円
小(15リットル):40円

高い!
沖縄県でごみ有料化を実施している自治体の中で一番高いです。
近くの石垣市では大で20円だとか。

有料化の目的として、「ごみを減らそうとする意識が高まる」というのがありました。
確かに、もともと意識の高い人はレジ袋を断ったり、ごみが増える商品を買わなくなったりすると思いますが、
意識の低い人がどういう手段に出るか・・・不法投棄や野焼きが増えるのではという懸念があります。

波照間に住んでいると、特に増えるのが段ボール。
AmazonなんかDVD1枚でも段ボール、しかも再利用しづらい形の箱に入れて来るし。
きれいに畳んでひもで縛ってお金を払うより、燃やしちゃえ!って人もいるだろうな。


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Posted by ぴた at 23:11│Comments(2)イベント
この記事へのコメント
西表にいた頃は、ゴミを捨てるのも一苦労だったなぁ…。

もちろんまだ無料だったけど、それでも自宅の焼却炉で焼いてる人はいた。分別がめんどくさい、って。注意しても聞きゃしない。

「便利」を享受できるのは、都会だけなんだよね。せっせと環境破壊をしてるのは、都会の人達なのにさ。不公平すぎる。
Posted by ちえぞう at 2010年02月04日 20:20
うちの舅がそういう人。
1年以上ガミガミ注意していたら、最近ある程度分別できるようになったよ。

都会はなんでも燃やせる高性能な焼却炉があるから、最近はまた分別不要になりつつあるとか。
こっちはリサイクル率も高いのに、ゴミ袋60円かあ・・・。

ゴミってゴミ箱に入れた瞬間にゴミになるから、最初から分別していれば苦労は最小限にとどめられるんだよね。
一回ゴミ箱に入ったものを分別するのは大変。
Posted by ぴたぴた at 2010年02月05日 01:11
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